ハーフマラソンの記録で画像をアップロードしたら、画像サイズが小さくなって、フルサイズ指定のアスペクト比でもぼやけたものになっていました。
原因を調査してみたら、WordPress 5.3以降のバージョンでは、Webサーバーの容量を節約するために、アップロードされているメディアファイルのサイズが一定の大きさ以上である場合は、自動的にサイズが変更されて保存されるようです。
やはり元のサイズではっきりした画像を見たいですね。
説明としては次のリファレンスご参考できます。
big_image_size_threshold – Hook | Developer.WordPress.org
修正方法
リサイズ画像を生成しない場合
big_image_size_threshold
でfalse
を返します。
add_filter( 'big_image_size_threshold', '__return_false' );
リサイズ時のサイズの変更
完全停止は宜しくなく、閾値のみを変更したい場合、例えば、リサイズ上限を3000px
に変更する場合は以下です。
add_filter( 'big_image_size_threshold', function( $threshold ) {
return 3000;
});
修正場所
では、どのファイルで上記の修正を反映させるのでしょうか。
次のように、「外観」→「テーマファイルエディター」を選択します。
そして上記の画面のように、右の「Theme functions(functions.php)」ファイルを選択します。
ファイルの最後に、修正コードを追記し、左下の青い「ファイルを更新」ボタンをクリックして完了です。
注意点:テーマ更新(バージョンアップ)後、上記の設定が削除されるので、テーマバージョンアップ後に再度設定を追加してください。
修正効果
画像リサイズのサイズを3000に設定した場合、画像アップロードする時に、その上限が3000になっていることを確認できます。この時、ファイルが88KBまでリサイズされていました。
一方、完全にリサイズされないように設定した場合、次のようになります。画像サイズ大きいですね。これでオリジナルサイズの画像が表示できます。
次の記事の画像が大きく変わったことを確認できます。
ハーフマラソンの記録2
ハーフマラソンの記録、各種データ、続けれらるように、どこまで突破できるかな
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