蘇州のタクシーを前回の記事で紹介しましたが、今度は地下鉄についてです。
僕滞在の地域はJRみたいな地面で走る電車を乗ったことなく、全て地下鉄でした。
もちろん通常の電車路線もあるようです。
入り口は日本のとあんまり変わりません。
駅の中も新しいものがほとんどで、綺麗です。
そしてまずチケット購入です。
ほとんどの人が微信支付または支付宝の電子マネーまたはデジタル人民元で支払いを行いますが、本当に現金しかない人には「正常服务 IN SERVICE」表示の機械を選ぶ必要があります。
もちろんこの機械も微信支付または支付宝などのお支払いは可能です。
中国滞在の2週間、現金を使う人を見たことありませんでした。
また、微信(WeChat)のミニプログラムから予約して、直接チケットなしで乗車可能です。
チケットは都度表面デザインが変わります。サイズも日本のより大きいです。
普通の磁気カードです。
全ての駅では改札口に入る前に、危険物チェックが必要です。
飛行機に乗る前の検査と同じように、専用機械にカバンなどを置いて、通らせる必要があります。
もちろん空港のように上着を脱いだり、スマホを出したりする必要がありませんが、ここで数秒間はかかります。
個人的にはこれでより安心できるかなとは思います。
改札口で先のチケットをタッチして入場できます。
もちろんスマホをスキャンして、チケットなしでも入場できます。
ただ、自動ドアが丈夫で、しかも前後より上下に動くため、日本のように無理やり通過することができなく、必ず一人ずつ通らせる必要があります。チケット購入しないで人混みで逃げスルーすることができなさそうです。
次の電車、そして2本目の電車情報がパネルに表示されます。
今日の日付、曜日、今は何時何分、この駅の始発と終電の時刻、そして次の電車情報などが表示されます。
電車情報以外に、パネルにいろんなコマーシャルを含めて、市の政策などの通知も表示されたりします。
通常のテレビモニターそのものですね。
電車情報の他に、よく駅構内で見かける広告なども全てが大型電子パネルに表示されます。
より鮮明で動的に綺麗です。
全ての駅です。
また、電車ドアの他に、ホームドアも全てあります。
日本の腰までの高さと違って、全て完全なドアになって、線路に入ること自体ができないため、より安全です。
駅のほとんどの椅子にクッションがあります。
たまになくなっているところも見かけますが、ほぼあります。
ホームでも路線情報が表示されますが、電車内のパネル表示でもこの線路の全駅の情報が確認できて、どの駅でどの線路に乗り換えるのかが分かりやすく表示されています。
車内の座席は簡単に掃除できるような素材で構成されていて、この意味で乗り心地は日本の座席の方が良いかもしれません。
もちろんプラスチック製の座席がすごく硬い訳ではありません。問題なく快適に座れます。
車内様子は日本さほど変わりませんが、一部イヤホンなしでスマホの動画音声をそのまま流す高齢の方がいて、皆んな慣れている様子で、不機嫌になっている人がいなさそうです。
トイレですが、僕は観察の限り、皆んなホームにあります。改札口の階にではなくてです。
電車降りたらすぐに利用できる意味では良いかもしれません。
そしてタクシーと同じように、ナビ案内を使う場合、電車に乗っても進行状況がダイナミックに確認できます。
知らない場所への移動に心配する人が使えるかもしれませんね。
このように、路線と目的地の駅名さえ分かれば、ほとんどの場合はナビがなくても駅内の案内情報だけで乗り換えができます。
後、乗車時間の間隔が短く、乗り遅れないように注意が必要かもしれません。
日本の場合、都内なら混む電車が多く、特に混む時に上下車で時間が長くなりますが、中国の場合はそこまで混んでないから、すぐに発車されることに注意した方がいいかもしれません。
一方、何より、電車代は日本のより遥かに安く、3線路10駅以上乗っても60円程度なので、僕は地下鉄が好きです😆
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