IPO調査後の売買方針変更

『IPO売買の方針修正』でIPOの売買方針を抽選中心から上場後の購入も考慮するように修正しました。資金を積極的に利用する目的です。

一方、どこで買い注文が理想か、リスク抑えられるかは勘のままでした。

「没有调查，没有发言权」という毛沢東の名言があります。調査がなければ、発言する権利がないということです。ちゃんと分かった上でのものを言う意味です。

孫子の兵法にある「知己知彼百戰不殆」（彼を知り己を知らば百戦危うからず）でも同じです。

ですので、実際の値動きを調査する必要があります。

以下は自分のところで経験したIPOです。

詳細をサイドバーの「IPO」をご覧ください。

注：3M高値は３ヶ月内の高値のことです。比率は3M高値÷公開の結果です。

今後も毎月末に更新していきます。

上記のように、以下のことが言えます。

初値が公開価格よりも低いIPOは1/5以下です。

更に３ヶ月内に高値が公開価格超えないIPOはほぼありません。

公開価格の1.5倍以上上がる確率：12 / 18 = 66.7%
公開価格の2.0倍以上上がる確率： 9 / 18 = 50.0%
公開価格の3.0倍以上上がる確率： 5 / 18 = 27.8%

よって、『IPO売買の方針修正』を次の方針に調整し、リスクを取りながら、比較的安全に利益を追求します。

１、毎月のIPOスケジュールを確認し、IPO毎の公開日を把握

２、IPO毎に、IPO提供の全証券口座で抽選参加

３、該当IPOが一つでも当選すれば、追加購入しない

４、該当IPOが全口座で落選確定の場合、公開日に購入、この場合、上記１のIPOスケジュールと各口座の資金残高でどの口座どの位注文かを総合判断、次の抽選に資金を備える必要もあるため、欲張りはしないこと（更なる改善案については、３ヶ月運用後に検討）

５、前日か公開日に成行で買い注文

６、約定価格の125%で売り注文

７、仮にその後売り約定できなくても、そのまま放置し、円安対策にもなれる

ここで指値買い注文ではなく、成行買い注文を選んだのは、公開価格の150％指値買い注文でも、四割ほど約定できないからです。