『IPO調査後の売買方針変更』でIPOセカンダリー投資を考案しました。
そして9月最後の周で実践してみました。
実際、IPO当選と合わせて、15万円の利益しかゲットできませんでしたが、何点か判明したことがあり、次に繋げるため、売買方針を一部調整します。
成行注文は出来ません
成行注文なら、必ず初値で購入できると思いましたが、実際、複数の証券会社で実際注文した結果、出来ませんでした。
それは、新規上場銘柄について、初値が決定されるまで、注文可能価格帯及び気配値段に上限及び下限が設定されているからです。
全員に指値で注文してもらって、それらが全て取引できるように初値が決定される必要があるからです。
新規上場銘柄の初値決定までの注文可能価格の上限及び下限
- 上限価格 募集・売出価格の4倍
- 下限価格 募集・売出価格の4分の1(0.25)
新規上場銘柄の初値決定までの気配値段の上限及び下限
- 上限値段 募集・売出価格の2.3倍
- 下限値段 募集・売出価格の4分の3(0.75)
初値が決定されるまで、注文訂正し続けること
成行注文出来ませんから、初値が決定されるまで、ほとんどの場合、気配値段が上がり続けます。
指値注文しか出来ませんので、気配値段が上がるにつれて、途中で注文価格を超えることが発生します。
ですので、買いたい場合、気配値段を常に追跡しながら、注文内容を訂正する必要があります。
ちょうど今週、各銘柄の上場日の午前中に面接などが多く、初値決定まで追跡して注文し続けれることができなく、初値で購入できないことがほとんどでした。
初値付けた後、値下がりにも注意が必要
皆さんご存知のように、アメリカのインフラの対策で、金利を上げ続けてます。
僕は以前の記事で、アメリカの金利上げ対策が問題解決にならないとも言いました。実際は半年経ってもこの結果ですから、的中ですね。
そして、その反面、経済もリセッションに入るに違いません。アメリカ政府は認めなくても、結果はそうなります。
結果として、株市場が下がり続けてます。
もちろん、アメリカ株市場だけの話ではありません。
ほぼ全ての国の株市場はこの半年、同じ傾向になっています。
そうなると、初値が公開価格より大幅に上昇された場合、利益確定で売りに出る人もより多く想像できます。その結果、初値確定後、値下がり続けることがより多くの株柄で起きます。
ですので、外部環境に合わせて、利益確定の幅を少し小さくしたほうが良いかもしれません。
上記のまとめから、『IPO調査後の売買方針変更』でのIPOセカンダリー投資方針を次のように調整します。
1、毎月のIPOスケジュールを確認し、IPO毎の公開日を把握
2、IPO毎に、IPO提供の全証券口座で抽選参加
3、該当IPOが一つでも当選すれば、追加購入しない
4、該当IPOが全口座で落選確定の場合、公開日に購入、この場合、上記1のIPOスケジュールと各口座の資金残高でどの口座どの位注文かを総合判断、次の抽選に資金を備える必要もあるため、欲張りはしないこと(更なる改善案については、3ヶ月運用後に検討)
5、前日か 公開日に初値の105%まで 成行 気配値段+10で指値買い注文
※更に高値で購入すると、50%の確率で3カ月内に20%の利益が確保できないため
※値動きを追跡する必要があるため、上場日午前中に予定を開く必要がある
※気配値段を動的に提供してくれる証券会社をお勧めする(そうでないとページを常に更新する必要がある)
6、初値価格の130% または 購入価格の115% で売り注文
※もちろん50%の確率で更に上昇する確率があるが、早いうちに利確したい場合、この位にしましょう。最適な売り注文を今度ちゃんと数式で計算した上で調整します。
7、仮にその後売り約定できなくても、そのまま放置し、円安対策にもなれる
上記の方針の調整を来月に再度行います。特に、初値120%以上の値段で購入する場合、50%で利益出せない可能性があるので、その場合はどうすべきが最適かを考査します。
また、初値を追跡して注文するので、ほとんどの場合、初値で注文できると思われます。ですので、上記の心配が必要ないかもしれません。そして、買い注文価格も初値5%以下になると想定します。
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