よく、アメリカは中国が補助金があるから、市場競争不公平だよとか言って、他国に制裁をかけます。
中国嫌い国民にメディアが味を付けて報道され、そうだ、中国はそういう国だ、我々は違います、と無知な国民が騙されて理解されてます。
実際は、先端産業ほど、例えば航空産業、アメリカはボーイングに、欧州はエアバスにそれぞれ補助金を出して、そしてお互いに制裁をかけています。
日本だって官民データ活用推進基本法、経済産業省が主導の産学官連携による共同研究強化のための政府の取組など進めてます。
それなのに、中国に民間技術が軍用されるのだとかメディアがダブルスタンスで批判してます。
だから、自由やら、民主主義やら、自分の政治制度が優れてると思って、他の国を軽視する人が無知だと思っています。他の国の人が政府に騙されて、洗脳されて、外部の世界が知らないとか考えてるでしょうからです。
実は、大部分の人がネットより情報を入手できるし、いろんな国に行ってるし、行かなくても親戚とか行ってるから、むしろ海外に行ってるから海外がそれほどいいとは思ってないだけです。
僕自身も日本に来たばっかりの頃は日本の制度がいいと思いました。
しかし、長年日本に住んでて、むしろ中国の政治制度がいいと段々思うようになってきました。
シンプルに、中国は他国の悪口言わないし、他国内政にも口出さないのです。自国の発展に力を入れています。計画を立てて、国を上げてその目標を実現するように頑張ってきています。これで経済規模が日本3倍まで成長してきました。10年内に日本の5倍になるだろうと僕は推測しています。一方、自分は先進国だと自負している日本が30年停滞しています。
だからアメリカの調査ではいつも中国人は共産党に9割以上の人が支持している結果になっています。別にみんな怖くて、脅されてアンケートに回答したわけじゃないからよ。
次は新しいニュースです。
これで、アメリカも自国の産業競争力を上げるために、補助金を出してます。
散々中国を批判してきたのに、自分もやっています。
自由市場とか言ってるのに、中国の5G技術がアメリカより進んだから、ファーウェイの制裁に乗り出しました。
自分は強い時、他の人に、市場を開けてくれ、僕ら入るから
自分は弱い時、他の人に、市場に入らないでくれ、産業危ないから
結局どの国もやっていることは同じです。
80年代に、日本はアメリカに半導体技術を勝ちました。
1988年度の日本の半導体の世界シェアーは50.3%、アメリカが36.8%、アジアが3.3%でした。
しかし、日本が弱い立場だから、アメリカの話聞かなければいけません。
1989年9月日本政府は,日米半導体協議の場で「不平等条約」である「日本米半導体協定書」にサインしたから、日本の半導体産業の力は解体されてしまいました。
アメリカにはもちろん、台湾、欧州、韓国、中国に抜かれ、昨年2021年はシンガポールにも抜かれました。
しかし同じことは中国とアメリカの間では起きません。
今回は中国はアメリカに勝てると僕は思っています。
来週、半導体関連の株を調査します。
詳細は『中国の半導体企業株式調査』をご覧ください。
他の観点関連をサイドバーの「観点」をご覧ください。
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