40代を後悔しない50のリスト

40代を後悔しない50のリスト 読書

 

 

3ヶ月後、僕も40歳になります。

40代の10年間、大事に過ごそうかなと思って、この本を読みました。

少しても他人の知恵を自分にも取り込めるようにしたいのです。

 

序 一生の中で40代が重要な理由

40代とは、どのような10年か?
人生最大の転換期です。やっと自分で自由に仕事ができるようになる年代です。出世や出産の限界年齢、夫婦関係が新たな局面を迎えるとか、親の介護についても日増しに我が事のリアル感が増幅されてくる年代でもあります

リタイアした人のほとんどが「40代」を後悔していた!
年配の経営者や部長クラスの人の多くが、実は40代を後悔していることでした。20代や30代ではなく、「40代の過ごし方」に後悔が集中していたのです。

多くの人がこの10年で「つまらない人」になっている
人間誰しも、組織、業績、そして家庭生活に至るまで「守るべきものが多すぎると、ついつい弱気になってしまうことがあります。それを見ている周りの20代30代、そして50代が、守りを決め込む40代を「つまらない」と評するわけです

人間としての魅力も「40代の過ごし方」で決まる
ビジネス人生を10年ずつ区切るなら、20代は種まき期、30代が育成期、40代が収穫期ということなるでしょう。
40代で収穫したもので50代を過ごし、60代でハッピーリタイアというのが人生の双六です

40代は「必要なスキル」が変わる
30代までは個人のスキルを磨くことがメインでしたが、40代になると個のスキルアップはもちろん、もっと周りを巻き込んで、周りを動かすマネジメントスキルが求められる役まわりになるといってもいいでしょう

40代という「収穫期」を逃してはいけない

40代になると仕事だけでなく「家庭」も重要になる

なぜ、30代の延長だと失敗するのか?
30代からの惰性では生きていけない。積極的に攻める姿勢を失っていたのです。そこでとにかく初心に戻って新しいことにチャレンジすること

年収が10倍アップした「後悔しない50のリスト」

 

この10年でなりより大切にしたいこと

1 「自分にとって大切なこと」を優先できなかった
「人生で手に入れたいこと」を三つに絞り「円グラフ」に描く

2 分かっていても結局「守り」に入ってしまった
20%は必ず「オフェンスモード」を入れる

3 「二元論」で考えなければよかった
豊かな人生は「グレーゾーン」から生まれる

4 「仕事」と「家庭」のバランスが取れなかった
1週間ごとに「仕事」と「家庭」のウエイトを振り分ける

5 未来の成功より「今日一日」を大切にすればよかった
「幸せはなるものではなく、感じるものである、成功も一緒」
今を大切にする
一年ではなく、一日のスパンで「元気のもと」を探す

6 負けない「絶対的な自信」が欲しかった
組織を率いる立場になって、人を動かすには自信が必要なのです
基準を設定して「相対的な自信」を持つ

7 誰にも負けない「強み」が作れなかった
勝負する領域は、自分で自分の都合のいいように勝手に作ってしまうのが肝心なのです。

8 「スピード決断」ができなかった
大きな問題や大きな決断を小分けして、自分の判断ができるサイズにして臨むことが肝要になります。そして、意思決定を迅速にした方が良い

 

プレイングマネジャーとして本当に必要なこと

9 社内外で「本当に頼りになる人脈」を築いておけばよかった
40代になって求められる能力とは、実は自分で何でもできてしまうことより、部下やチームを動かして成果を出す能力だったり、ネットワークを上手に活かせるスキルです
普段からどこに何ができる人材がいるのかという意識を持つと同時に、自分に該当する知り合いがいない時に、代わって尋ねるキーパーソンも押さえておきましょう
「人間検索」できるキーパーソンを三人持つ

10「自分の特性」をもっと意識しておけばよかった
自分の強みが「マネジメント脳」か「マーケティング脳」かを知る
マネジメント脳:より良い商品を求める、抽象的な言葉を使う、ライバルの真似をする
マーケティング脳:他と違う商品を求める、視覚的な表現を使う、ライバルの反対を狙う

11会社が自分に「何を求めているのか」をもっと意識すればよかった
自分が「やりたい」「やりたくない」の前に会社があなたに何を期待しているかを明確に把握して、擦り合わせておく必要があります
会社や上司が自分に求めているのは「マネジメント脳」なのか「マーケティング脳」なのかを察知して、方向性をすり合わせていくようにしましょう

12仕事に追われて「すべきこと」ばかりやっていた
毎週ドキドキする「ゴール」を設定することで、自分の方から仕事を追いかけるようにすること

13「どこまで目指すか」を考えるべきだった
一番大切なのは自分自身の将来設計なのです。流されることなく、自身の意志で未来を切り拓けばよかったと多くのシニアが後悔しているのです。

14自分が「何を成し遂げたか」がわからなくなった
負荷をかけないと自分の本物の力は引き出せれません。小手先で仕事をこなしているとそれが癖となり、成長はその時点で止まってしまうのです。
40代は中弛みを引き出しやすい時期でもあるため、その罠にはまって、後悔しないように、自分の持っている能力より高い次元で仕事に取り組む意識を忘れないでいたいものです。
それには「四半期ごと」に会社に貢献できたことを書き出す方法が効果的なのです。
この定点調査の意義は、小手先で仕事をこなしていないかチェックする以外に、自己効力感が味わえるので、モチベーションの維持につながります。自分の存在価値をチェックする大切な自己作業と言ってもいいでしょう。
さらには記録し続けることによって、自己成長がリアルに味わえますし、ちょっとした失敗があったときに、その記録が自信を取り戻させてくれるツールになるのです。

15「他人を動かすスキル」が身に付かなかった
「人を動かすスキル」が身に付かなかった最大の理由は、そもそも管理職に求められているマネジメントスキルを「業務のマネジメント」と解釈していることです。
部下の仕事の進捗を管理したり、指示出しすることをマネジメントだと思っている人が後悔しているのです。
これからの40代に求められるのは、そうした業務マネジメント以上に、部下の「モチベーション」をマネジメントすることです。管理しようとするより、部下の気持ちに火をつけたり、やる気を引き出すようなコミュニケーション能力が求められているのです。
自分のスタイルを押し通してはいけません。

16負けない「交渉力」が欲しかった
交渉力を高める必要十分条件は、相手側と自分側の状況を素早く的確に把握する力と考えた方が良さそうです。さらには、そこに「理と情」のバランス、つまり判断の根拠となる「合理性」と「想い」が加わるという図式になります

17「伝える力」が足りなかった

18「意識決定」が苦手だった
意思決定は感覚的ではなく、「定量的」に行う習慣をつける

19「スピード」をもっと重視するべきだった
常に今より「スピードアップ」することを考える

20「対人音痴」が直らなかった
サマリーは基本的に1ページです。すなわち、時間のない経営者がそれを読んだだけ全体が把握できる要素ということになります。
そこに費用対効果など投資に対する合理性を定量的に訴求できる「数字」を加えたものが、経営者向けの提案書になるわけです。
まずは相手の立場を考えた「ひと手間」から始めてみる

 

忙しいだけで終わらないために工夫すること

21もっと「時間の使い方」を工夫すればよかった
効率より「週末時間」を稼働させることを意識する

22「週末時間」を有効に使えなかった
週末を「六分割」してどう過ごすか計画する

23もっと「家族との時間」に気を遣えばよかった

24「相手に合わせて」飲みにいかなければよかった

25「付き合いのいい人」である必要などなかった

26「優先順位」を間違ってしまった

27忙しいなりに「細かい時間」の使い方を工夫すればよかった

28「やりたいこと」にチャレンジできなかった

 

人生を左右する「人付き合い」で知っておくべきこと

29利害を超えた「人付き合い」を軽視してしまった
「100人の知人より一人の絶対的支持者がいるほうが成功しやすい」
責任が重ければ重いほど、一度トラブルが起これば、一人の力ではどうしようもなくなるものです。
困った時に、助けてくれる存在は急には現れません。そのような存在を大切にすると共に、自分自身が誰かを助ける存在になることを同時に心がけたいものです。

30頼まれた時に「上司として」応えられなかった
「人的ネットワーク」で問題解決できるようにする

31「年下との人間関係」を大切にすべきだった
年下との付き合いは自己成長を促し、「情熱とチャンス」を運んでくれる
シニア世代には、自分を引き上げてくれた年長はもういないのです。50代、60代になった時に輝いているか、あるいは居場所がなくてかすんでしまうかは、まさに年下との人間関係によって決まられると言っても過言ではない

32「コミュニケーション下手」を克服したかった
コミュニケーション力を構成する要素は、「聞く力」「引き出す力」「伝える力」の三つが中核です。
相手への関心をベースにした「質問力」を磨く

33「話し方」で損をした
「何を言いたいのか分からない人」の話は、要点がないか、ありすぎるという特徴があります。最初から「キーワード」を意識して話すと、内容に軽重が出て、相手に伝わりやすくなります。
さらに、「キーフレーズ」にすれば、相手に刺さりやすくなりますし、「エピソード」で伝えようとすると、相手の脳裏にリアルなイメージができるので、そのイメージが擦りあっているかどうかをチェックできるのです。エピソードは相手の関心を喚起しますから、聞く耳を持ってもらうには、最も効果があります。

34「言葉」ではなかなか伝わらなかった

35「会社以外の居場所」を見つけておくべきだった
自分の存在価値を実感できる「仕事以外の活動」に意識的に参加する

 

年相応に学ぶべきこと

36自分自身を「振り返る時間」を持つべきだった
通勤電車の中は「フィードバック時間」に当てる

37もっと「仕事に役立つ本」を読めばよかった
「ばっかり読み」で確実に腹に落とす

38時間がなくてなかなか「本」が読めなかった
「バイブル読書」で、内容を講演できるくらい読み込む

39「読書の効用」をもっと活かせばよかった
本は「言葉探し」のために読む

40「教養」を深めておけばよかった
40代はテクニックやノウハウよりも、深い人間性が求められている年齢なのかもしれません。上司や部下、あるいは家庭や子育てにおいても、人と関わる側面が増えるために、自分の人間磨きをしない人は、だんだんメッキが剥がれていくものです。

41年相応の「お金の使い方」を考えればよかった
「結局、ケチは損をする」ので、後輩にはおごる

42「介護」について準備しておけばよかった
犠牲者が出るなら「介護のプロ」に任せる

43「自分の世界が広がる趣味」を始めておけばよかった
世界を広げる近道として「人の趣味」に乗っかること。乗っかれば、人の人間関係にも同時に乗っかって社交の場を広げることにもつながるのです。もちろん自分の趣味に友人を乗っけることも念頭に置いておくと、つながる世界はどんどん広がっていきます。

44「親業」にもっと積極的に取り込めばよかった
親業とマネジメントの共通項から「人を育てる」ことを学ぶ

 

会社・社会と向き合い続けるために考えておくこと

45「上司の能力」を積算しておくべきだった
その上司が現在の組織の中でどこまで昇れる人物なのかを積算しておきます。積算の根拠にするのは「意思決定の基準」です。
力のある上司に共通しているのは「意思決定の基準」が明確なので、ジャッジが非常に速く、なおかつ、その「意思決定の基準」を普段からメンバーに対して伝えています。

46「会社の価値観」を見極めるべきだった
会社が「人」を育てようとしているか見極める

47やはり「出世」したかった
出世するには、長い物に「八割」巻かれる。派閥との距離感は80対20が理想です。

48人事を「感情的に判断」すべきではなかった
「誰もが納得できる人事はない」ことを知る

49サラリー以外の「生活の糧」を持つべきだった
一つに絞らず、滑りとめを持ちながら「月十万円」稼げる副業を持つ

50もっと「地域社会」と付き合えばよかった
会社以外の繋がりが、人の成長や幸福感において重要であることを、多くの先人たちが実感し、または後悔していることなのです。
「ななめ」の人間関係、つまり友人や親でなく、地域の年長者との関係が必要不可欠で、その関係が社会性を育み、自分の頭でものを考え、行動する自律性を育てるということです。
地域社会で「さようなら」と言い合える関係を築く

 

 

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