『進む円安、資産をどう守るべき?』から1ヶ月半の間、更に5円安も進みました。
円安の原因は色々あります。もちろん色々皆んな言っている金利の差が原因の一つです。
しかし僕思うには、それ以上の原因があります。
この国の選択した道に関係あります。
日本は主権国家?
アメリカでは歴史的に高インフレに見舞われています。段階的に金利上げる政策も早々から観測されてます。一方日本は金融緩和を継続すると日銀総裁が言っています。これで円安に入ります。日本がアメリカに逆らって為替介入をしたら、アメリカは同意しないでしょう。
金利差以外、日本のアメリカ属国に大きく関係していると思います。同意しない人もいるでしょうが、これが実状です。
日本は主権国家ではありません。いつもアメリカに従って動いています。これは円安の最大の原因だと僕は思います。
ウクライナ問題
ウクライナ紛争にいち早くアメリカの立場に賛同して制裁に入ったアジアの唯一の国と言っても良いでしょう。僕から見れば悲しいのは日本が地理的にアジアの国なのに、自分は欧米の国と思っているところです。アジアから疎遠され、欧米にもきちんと入り込めないのです。
アジアの国は、ほとんど中国と同じ立場です。
このように、日本は「G7を始めとする国際社会」の発言、どれだけ嘘のように聞こえるのかが分かります。国連加盟国を193ヵ国として数えれば、制裁した国は47ヵ国で、146ヵ国が制裁をしていないからです。
これで、ロシアとの関係更に悪くなり、資源の無い国日本はますます辛くなります。アメリカが世界最大の産油国にも関わらずガソリン価格高騰ですから、OPECにも説得できないから、日本はどうにもなりませんからです。
制裁に参加した当時から、やはり変だなぁ〜と思いました。本当なら、喧嘩(紛争)している二人(ロシアとウクライナ)に、ライフ(武器)を渡すのではなく、中に入って(仲介)喧嘩をやめさせるべきでしょう。日本はそうしなかったです。
このように、今後の世界、日本が更に発言力が弱くなっていくと推測しています。円は日本の国力の表れの一つですから。
ウクライナの問題で日本の立場については『一辺倒報道の日本のメディア』少し展開しています。
米株市場の続落
今日のニュースでアメリカの株市場が続落でした。これもある程度想定内です。
理由についても『アメリカ政府のやり方で投資環境に収益見込みがなく、投信を一度売却』に述べました。
僕は今のアメリカのやり方はもう人として間違っていることをしていると考えます。
日本が選択した道
影響力が下がり続けるアメリカに日本はずっと従っています。これならアジアでの影響力が更に低下していき、21世紀がアジアの世紀、中国の世紀ですから、アジアと仲良くしたくない、欧米と仲良くしたい日本には、今後の発展もなかなか見込めないのです。
だから円安は続くのでは無いでしょうか。単なる金利の問題では無いのです。日本が選択した道です。
次は後日自分は読んだ文書です、この作者も僕と同じ考えのようです。
他の選択肢は?
もし、日本はアメリカとの同盟関係を切って、中国と仲直りすればどうなるでしょう。まず米軍基地が必要ないです。それで税金いっぱい節約できます。そして自力で開発するお金が出てきて、自国の研究開発の力になります。
中国も日本をわけもなく侵攻することないでしょう。北朝鮮もそのようなことしないでしょう。ロシアもそうでしょう。結局、アジアの国々にも信頼され、いっぱい人が来るでしょう。一気に周りが安全になっていきます。
アメリカへの属国性さえ捨てれば、本当意味の日本発展が来ると思います。今はアメリカの属国で、以前の半導体の強国でもできなくなり、無駄に税金使っています。借金で国が段々弱くなり、お金のない国ですから、政府の力で企業の競争力を高める政策ができなくて、だから国民の力を借りて、企業にお金を借りる「国民所得倍増計画」政策が打ち出されました。
しかし、今の日本、外部環境を良くしない限り、企業に投資しても、ブロック化された国際環境で、日本は少数派に、衰退している側を選んだ以上、計画がうまくいかないとは思います。そもそもアメリカと同様に、自らの発展に力を入れてなく、包囲網とかそういう考え方ばっかりをやっていることは、人間としてなら認められないのは当然でしょう。
これから
円安はあくまでも日本が選んだ道の結果であり、その道を是正しない限り、良くなりません。
そして普通の人々は一生懸命働いて、余ったお金を投資に回すしかないのです。投資には当然リスクが付き物です。しかし投資しなければ、円安で去年の110円から135円になったので、その損失を最初の『進む円安、資産をどう守るべき?』記事に書いてます。僕もこれからも引き続き自分に合った方法を探し続けます。
他の観点関連をサイドバーの「観点」をご覧ください。
コメント