『「確か」と「確かに」』をほぼ正しく使い分けられるようになったのですが、終助詞「ね」の使い方がいまいちです。
日本語学校で日本語を勉強していた時、先生は「ね」とか「よ」とか「よね」とかについて特に注意点について教えていませんでした。
しかし、僕は実際使う時、よく「威張る」、「押し付ける」と言われます。
自分はそんなつもり全くないにも関わらずです。
大学留学生の論文を覗いてみよう
終助詞「ね」について調べてみたら、いろんな論文が出ました。
上のように、日本人にとって普通の終助詞は、外国人にとって人文社会科学研究部の研究論文のテーマに値する位難しいもののようです。
このように研究されると、日本人もわからなくなるはず。。。
だったら、自分が理解しやすい範囲で、正しく使える部分だけを使うか、別の表現に変えようと思いました。
日本語勉強用テキストの説明
文末の「ね」は話し手の語気を示している。話し手が聞き手に対しての同情心理と聞き手の同意を求めたい心情が全て「ね」の中に含まれている。後者の「ね」では、確認の役割となっている。
話し手は自分の意見や見方が聞き手と完全に同じと確信している際に、「ね」を使うが、一方、話し手は自分の意見や見方について充分に確信していない場合は、「よね」 を使う。
上は中国留学生よく日本語を勉強する時に利用するテキスト
『みんなの日本語』の説明です。
このように、日本語教科書の場合、一番ベースな使い方だけを教えてます。
「ね」の場合も「押し付ける」意味の危険性についての説明がありません。
むしろ確認の意味と説明されています。
聞き手によって、感じ取るニューアンスが変わってくることもあるでしょうから、
この場合他の伝い方に置き換えたほうが無難でしょう。
問題のある会話例
うむ(※産むのではなく、ここでは「うん」の誤字)
うむ?
できたらうむね。
決めつけてる。感じ悪い。💢
男は「できたらうみましょうかな」という意味ですが、
女は「できたらうんでな」と聞き取るでしょうから、怒ってしまいました。
確かにこの場合、男の言い方では確認の意味が弱く、少し固く強引のように聞こえます。
このように自分の場合他でも色々正しく使えない時があります。
聞き手に不愉快な思いをさせないために、今後、「ね」に関して次の利用方針を決めました。
僕の「ね」の利用方針
1、「ね」を形容詞のパターン限定に、確認の意味の時だけ使います。
例えば、「難しいですね」、「難しいね」とか
2、それ以外の場合、終助詞を使わない文書に置き換えるようにしましょう。
上記の会話の場合なら、「できたらうみましょうか」、「できたらうんでくれればいいなぁ〜」とかにします。
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